最初無料で配布されていたGenymotionも数年前から有料版が出てきてロカール版やらSaaS版など出てきて事業化が進んでいました。
しかし、個人利用に限定した場合のみ無料版が維持され続けています。
個人利用のみ無料版は、個人の趣味用というカテゴリで別版が配布されていましたがとうとうそれが廃止されGenymotion Desktop版が個人利用に限り無料使用が可能になったようです。
Genymotion Desktop版
Desktop版という事で別版のような気もしますが実際のところ普通に使用するだけなら以前の個人利用版と変わらないと思います。更新履歴を見ても知らない間に合体している感じです。
ダウンロードする箇所が個人利用版は、サポート系のところからダウンロードするという知る人ぞ知るような感じの場所にリンクがありましたがDesktop版は、トップページ上部にあるDownloadから可能になったので解りやすくなりました。
FAQにも取得、利用方法がしっかりと記述されているので問題なく個人利用に限り利用可能です。
ただ、Genymotionのアカウントは、やはり必須でアカウントが無いと利用できないです。無料登録なので特に問題は、ありませんがアカウントを作成することに何故だか抵抗感を感じる方は、少し抵抗感があるのかもしれません。
ダウンロードページを開くとWindows、Mac、LinuxにおいてVirtualBoxの有/無を選択してダウンロード可能になっています。
ダウンロードを進めると下のような画面が出てきて有料版を使用しないといけないかのような錯覚を感じるかもしれませんがこの画面で通常勝手にDesktop版がダウンロード開始されている筈ですのでそれを展開してインストールすれば良いです。
何かの間違いでダウンロードが自動開始されなかった場合も上にDownload linkがありますのでそこをクリックすればダウンロード開始されます。
この画面は、「無料版を使用して良さそうだったら有料版も検討してみて」的な作りなのだと思います。
Genymotion Desktop Ver3.1.2
Ver3.1.0からの変更点は、
・VertualBox Ver6.1に対応
・画面角度のバグフィックス
・マルチスクリーンへの対応
・GPS系のバグフィックス
・LinuxやMac用のバグフィックス
そしてDesktop版への個人利用版変更というところでしょうか。
最後に
Android SDKに付属してくるエミュレーターも高速CPUを使用したPCならそれほど遅い感が無くなりましたがまだまだ作成するエミュレーター上のandroidバージョンによっては、遅くなったり動作が不安定だったりするので両方試す事があります。
Android SDKに付属のエミュレーターがヘッポコすぎたという面は、ありますがあちらはあちらで動作遅くてもARM系のエミュレーターが使用できたのが良かったのに最近は、x86用のみになってきているのでC言語系でプログラム書いた場合等動作確認ができない気もします。
インテル系では、動作するのにARM系では、動作しないとか以外にあるのです。インディアンが猛威を振るっているだけなら楽なんですけどね。
この辺りは、インテル系しかないGenymotionには、最初から関係ない話です。インテル系は、Genymotion、ARM系は、SDKのエミュレーター的に使用していました。
昨今セキュリティ系が強くてエミュレーター上では、動作しないアプリも増えてきた気がしますしゲームでもアカウント保護、課金保護の為にエミュレーター上で動作しないようになっている物が多くなってきたのでゲームするのにも使用できないしGenymotionの立ち位置も微妙になって来た気もします。
事業として収益がどの位なのか不明ですが・・・Googleが買収とかあったりして。
まぁ、そんなところです。
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