参照:「androidエミュレーターのandyを試してみます。その2(2015年4月版)」
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androidSDKのおまけ、Genymotion、BlueStacks、Windroyと有名ドコロのandroidエミュレータを試しましたがこれがダントツに安定していて高速動作して素敵♪というものに出会えません。
皆、バージョンアップする毎に少しずつ改善されては、いるみたいですけどね。
経緯
そしてそのandroidエミュレータシリーズ?に新顔が登場です。といっても今年の5月か6月頃には、既にあちらこちらで取り上げられていたんですがその当時は、少々安定性に疑問があったので・・・待ってました。で、先日公式サイトを見たら幾つかバージョンが上がっていたのでどうかな?と思い実験してみました。
Windowsとmac上で動作するらしいです。
インストール、設定
公式サイトからインストーラをダウンロードして実行すると勝手に全て必要な物は、用意してくれるようです。必要なもの?VirtualBoxの上で動くのでVirtualBoxが必要になりますがインストーラに含まれていますので自前で別バージョンをインストールしてある環境で無ければそのままインストールしてもらうのが楽です。
全体で2-300MB程度あるようなのでそれなりに回線速度に応じて時間がかかります。
で、インストールが終わると勝手にandyが起動します。
言語やGoogleアカウントなどの初期設定画面が表示されるので好みで設定してください。
初期では、横画面で表示されますが下の方にあるボタンのPortraitをクリックすると縦モードになります。
横に戻すならLandscapeです。
最後に1ClickSyncAccountの設定とかいうのが出てきます。
サーバーにインストール済みアプリ等の情報を保持しておいて他の端末で当該アカウントを使用すると同じサーバーに保存しているデータから同じ環境を他端末に施すことができるというお金が有り余っていて複数android端末を使用する環境にある人のみ意味があるのか?と思う機能が使用できます。
要らなければスマホの戻るボタンでキャンセルできます。
試用
設定終了後は、一般的なandroid端末の画面なので画像は、省略します。メニューを見るとGooglePlayが標準でインストールされています。
真っ先に起動してみます。
Googleアカウントの設定をしていれば問題なくGooglePlayの画面が表示されます。
アプリがインストール可能かどうかを確認します。
まずは、日本語IMEが無いようなのでGoogleIMEをインストール。
問題なくインストール完了です。
日本語入力
ここで気になるのが日本語入力が可能なのかどうか?です。実験したところフリックとか携帯入力だと可能です。
が、PCのキーボードからカナ変換しようとするとキーが連打モードになるようでよろしく無いです。「赤城」と入力しようとすると「あ」が「あああああああああああああ」と打たれ続けます。
PCのキーボードからダイレクト入力は、まだ、アルファベットや数字のみしか正常にできないみたいです。
スマホアプリ動作確認
次にゲームができるかどうか?GooglePlayの今週のゲームに出ていたので適当にインストールしてみました。
端末を横にしてプレイするのが標準のようですが残念ながらLandscapeボタンが非表示になるので横にできません。
横画面モードで起動すれば横画面になるのでは?と単純に考えましたが何故か縦モードにされてしまって画像のとおりになります。
プレイ開始!!
終了!!
ゲームの内容が積み木みたいなものなので結構難しくプレイ中の画面は、撮っている余裕が・・・。
という訳で結果画面です。
とりあえずプレイ可能のようです。
次にYahoo地図。
少々表示が遅いような気がしますが問題ないレベルのようです。
全般的には、問題ないレベルで動作しているような気がしますが気になった点としては、縦モードにしてからなにか操作していると何かの拍子で勝手に横モードに戻ってしまうことがある点です。
そしてアプリインストール時に謎のエラーが出る点も気になります。
エラーに成ってももう一度実行すると問題なくインストールできたりするので一部安定性に難があるのかもしれません。
感想
VirtualBoxの上で動作するということでGenymotionと同じ土俵の上ですがGenymotionと動作速度は、変わらない気がします。こちらは、android4.2系のみですが現行平均使用者数が多いのがこの辺りのバージョンらしいですからPCでandroidアプリ試用には、問題ないでしょう。
Genymotionは、arm系アプリやGooglePlayが必要なアプリを動作させるのに追加でモジュールを自分でインストールしないといけませんがandyは、標準でありますのでその点が世話が無いと思います。
あと一点気になるのがandyをインストールするとhandyandyなるソフトがタスクトレイに常駐する点が意味不明です。利点が分かりません。しかも、スタートアップに登録されるのでPC起動時に毎回起動してきます。嫌。
msconfigを使用して速攻起動しないようにします。
VirtualBox上で動作するので必要メモリが多いのとまだまだ出始めのソフトであるので安定性等難点がありそうですがBlueStacksのように意味の分からないアプリが大量にインストールされていて初期操作が良く分からないとかWindroyのように動作するアプリと動作しないアプリが明確に存在するという程酷い訳では、無いみたいです。
androidのバージョンもWindroyは、4.0.3あたりですがこちらは、4.2系ですので比較的新しいですし。
標準androidと異なる点がもう一つランチャーがADWがデフォルトになっています。と言っても特に何か問題があるわけでは、無く・・・むしろデフォルトよりADWの方が使い易い?という気がします。
このandyは、どうもBlueStacksを意識しているらしく機能の対比表が公式サイトにあります。
なのでより詳しい内容は、公式サイトを読んでください。中学生以上なら読めるでしょ。たぶん。
参照:
andy公式サイト
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